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『ええ。そしてセイジュの系譜でもあります』
「そうなんだ」
『とある事情によりセイジュを追われた者達ですがね』
「とーりょーが言うには堅っ苦しい戒律から抜け出したかった若者の反乱だって」
「……それだけだとただの若さの驕りだな」
『まぁそんなところですかね。でも彼等のおかげでセイジュの血は途絶える事もなかったので結果オーライってとこですね』
「ん? …………あぁ、アレね」
『二大国家の中立を守ってきた白き大地が暗躍者の手によって落ち、皆殺しにされたようですから』
なんか舞崎はなじみだした感じするけど俺と朝木はちんぷんかんぷんっつーか着いてけない
「なんかしぃちゃんは慣れてる感じするけどこっちにきてどんぐらい?」
「だいたい……五ヶ月弱かな……臣野くんは?」
「結構長いねぇ……まぁおいらもそのぐらい? んー……違うな、八ヶ月ぐらいいるよ」
「全然違う……ってかえっ?! 長くない?!」
「………そう?」
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