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私が泣かないように堪えていると、
「んー、やっぱオレ、黒田さんとメアド交換したい」
白石くんが携帯を取り出しながら言った
「えと……、なんで?」
「黒田さんが一人で抱え込むから。
いつでも相談できるように、ね?」
私はかばんの中から携帯を取り出した
「私文字打つの遅くて、返信とか遅くなるかもだけど、それでも良ければ!」
「うん、わかった。
全然いいよ」
白石くんに、赤外線通信で私のメアドと番号を送る
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