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２人で、教室へ向かっている途中、
「あ、話してるとき、ちょっとでも辛くなったりしてきたら、迷わず逃げていいよ。
オレ、後から追いかけるから」
って白石くんが笑って言ってくれた
ホントに私のこと考えてくれてるんだなぁって思ったら、なんだか嬉しくなった
そんなことを考えていると、あっという間に教室に着いた
やっぱりここまで来てしまうと、多少は不安になってしまうわけで、私はスカートをギュッと握った
「大丈夫。
怖がらなくていいよ」
そんな私の肩を、白石くんがポンポンと叩いてそう言った
そして、教室の扉をガラッと開けた
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