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「何回言えばわかる?」 「いたたた!ごめんっ、ごめんなさい!」 私が目を開けると、メイド喫茶くんの腕をひねりあげる白石くんと痛がるメイド喫茶くんが居た 「あっはっはっ、翼もそれくらいにしとけよ~。 坂井もそんなつもりでやったわけじゃないんだからさ!」 「あたりまえだろ。 そんなつもり、だったら、こんなんで済ませないし」 すごく不機嫌なまま坂井(メイド喫茶)くんの腕を離す白石くんを見て、みんながゴクリと唾を飲んだ 「おーい!何してんだ?」 「はやくー!」 先に行ってた一部の人が、前から大きな声で呼んできた その声に反応したみんなが歩き始めたけど、私と白石くんだけはそこに止まったままだった 「………」 「………」
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