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「だ、大丈夫！一人で帰れるから！それに家反対…ッ！」
送ってもらうのはなんだか申し訳なくて、歩き出そうとする白石くんを引き止めてそう言うと、
「いいの。オレのわがまま。
一緒に居たいだけだから」
私の頭をぽんぽんとしながら笑って言った
…―ドクンッ
白石くんの笑顔を見た瞬間、私の心臓が大きく跳ねた
な、何これ！？
なんで？
坂井くんの笑顔は何とも思わなかったのに、白石くんだとどうしてこんなにドキドキしてるの？
「…黒田さん？」
白石くんを見つめたまま固まっていると、白石くんが心配そうに私を見てきた
「や、何でもない…です」
そんな白石くんから視線をそらすように、私は俯いた
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