第3章~出発~

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気が付くと 外が暗くなってた 優しい手に安心してた私は すっかり忘れていたんだ… ヒロがが逃亡者だってこと… 「…落ち着いたか…」 宥めるような優しい声 「…ん…ありがとう…」 恥ずかしくてヒロと目を合わせずらい… 「そっか…」 ヒロはゆっくり立ち上がった 「じゃ、そろそろ行くわ」 「えっ…」 私も慌てて立ち上がる 「…暗いうちに出発しなきゃな…」 ヒロが溜め息混じりに呟く
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