第3章~出発~

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何故だかワクワクしている自分がいた まさか トモにこれほどの実力があるなんて 自然と笑みが溢れる トモの気持ち… 本気度が伝わった気がした… 駆け出す トモは浮いたままだ ―――ダンッ おもいっきり床を蹴りあげて跳躍する 「…せいっ!!」 気合い一発 トモを包む結界を切り裂く 「…っ!」 風圧に体を投げ飛ばされる トモはびっくりした顔をしている 辛うじて着地する二人 「まさか…普通の人間が結界を切り裂くなんて…」 トモは自分の術を破られたことにショックを受けているみたいだ…
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