第4章~理由~

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私は魔法で二人掛けのベンチを出した さすがに床はボロボロで、座り心地が悪いし 修復も出来るけど面倒だから ヒロは…やっぱり便利だな、って言ったけど 魔法使いにとって、これくらいは普通だ ヒロは魔法使えないのかな? 後で聞いてみようと思った 私たちはベンチに座る ボロボロの床に真新しいベンチ 不釣り合いな光景がちょっと可笑しかった ヒロが言葉を探しながら ゆっくり話す これからの旅に向けて 覚悟を決めるように
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