コスプレじゃないんです。

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魅希が俺の横でがっくりとうなだれていた。 で、だ。 「ここまで来て言うのもなんだが、なんで俺まで来なきゃならんのだ」 一番不思議なのはそれだった。 「なんで男の俺が女子2人の服を買うのに付き合わされんといかんのだ?」 「そりゃ財布係りじゃからの」 俺はどっかのパシりか。 「谷霧君のとこの人のせいで買う羽目になったんだから当然でしょ?」
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