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神崎の方には女子が群がり、男子は弾き飛ばされている。
勿論1番最初に康太がやられている。
「うわーん凉ー!」エグエグ
「お前は寝てろ」ドグッ
「グハッ…」バタッ
ガラッ
「皆おはよう」
拳を康太の鳩尾に叩き込み、康太の意識がフライアウェイした所で木山先生登場。
「ほらほら皆席につけー」
木山先生の声で皆がガタガタと席に戻っていく。
「1時間目が自習になったから今から席替えするぞー」
いきなり自習&席替えかよ。
「じゃあ目が悪くて前が良いって奴?」
ちなみに俺は両方2.0で席も1番後ろだ。
「あの…俺前が良いっす」ハイ
手を上げたのは俺の右隣の…
「そうか草野。じゃあ1番前の神崎。交換してくれるか?」
そうだ草野。べっ別に忘れてた訳じゃないんだからねっ!
…やめとこう吐き気がする。
「…はい」ガタッ
(ん?聞いた事がある声だな)
「おい凉!あの神崎だぞ!」
「ん?あぁそうk…マジで!?」ガバッ
「おわっ」ビクッ
「おい沢本静かn何でもないぞ」ビクビク
呼んだから振り向いたら怯えてる…
先生何してんだ?
「よお神崎。よろしくな」
「…」コクッ
「神崎さん!俺こいつのとm「奴隷」の佐野康太…じゃねーよ!ふざけんな凉!」
「神崎。こいつは頭がおかしいからほっとけ」
「…」コクッ
「うわあ神崎さんまで!」ウワーン
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