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少女は2つ程ぬいぐるみを取り、さっきの1つと一緒に抱きしめた。
「かわi…じゃなくてお前名前は?」
「…神崎綾」
「そうか。俺は沢本凉ってんだ」
「…先生が言ってた」
まあ、遅刻したし名前呼ぶだろうな。
「うし、じゃあ神崎、また明日だ」
「…また明日」バイバイ
小さく手を振っている。
(可愛い奴)
神崎と分かれて10分程歩き、自宅へ到着する。
ガチャ
「ただいま」
「あっおかえりー」パタタ
母さんが駆け寄る。
「学校どうだった?」
「今日は入学式だけだから別に何も無い」
「あらそう」
母さんと会話をして、2階にある自分の部屋に行く。
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