第1章 出会い

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流石に人見知りのない俺でも正直、話しかけるのが恐い 周りも同じだろう 触らぬ神に祟りなし 永いようで短い高校生活どうせなら楽しく暮らしたい そう思い目をそらす 「ほら旭、皆が怖がってるよ?」 「はっ、知るかよ」 見るとアイツと女が話している 確か…井上さん?だったか… 「てか、何で話しかけんだよ。あっち行ってろ」 「嫌だよ。旭1人になっちゃうよ?」 「うぜぇ、寄って来んな」 「そんな言い方はねぇだろお前」 気付いたら会話に入っていた 「…誰だよ、テメェ…」 「俺は若葉 琉李だ。それより、せっかく話してくれてんのにそんな言い方はねぇだろ」 「関係ねぇだろ…」 「わ、若葉君もういいよ💦旭もそんな言い方しなくても、旭は「バンッ!!」ひっ…」 急に旭が机を叩いて立ち上がる そして俺と井上を睨み付けた 「…2度と俺に話しかけんな…井上…」 それだけ言うと 旭は教室を出ていった 「だ、大丈夫か?井上さん…」 「あ…はい。」 「何で話しかけたんだ?自己紹介で言ってただろ?」 「…旭はそんな悪い子じゃないですよ。ちょっと素直じゃないだけです」 「え…?」 「あ、先生が来ましたよ」 見ると扉の所に教師がいた 慌てて席に戻り授業が始まったが旭は戻っては来なかった .
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