序章

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結局、いつの時代も戦争は起きる。 かつては機関銃を用いてドンパチ、生身の人間どうしでしている時代があった。 かつては『戦争はやめませう』とかいうお偉いさんの鶴の一声で戦争をしなくなる時代があった。 でも、結局、戦争はなくならなかった。 そして『生身の人間で構成された兵隊』に存在意義を見いだせなくなった。 そんな中、生み出されたもの。 ヒュロルフターム。 資本主義のある国が制作した50m級の戦闘兵器は世界に『戦争の終わり』という希望の光となった。 しかし、結局、戦争はなくならなかった。 社会主義のとある国が作り上げた対ヒュロルフターム戦闘兵器。 その名も『FORSE』。 それによって、『人』対『人』の戦争は、『ヒュロルフターム』対『FORSE』となった。 では、 残された人間は?
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