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彼女は粉末のミルクティを水で溶かして、僕に一杯差し出した。
一口飲むとふわっとした匂いが鼻を抜け、ほんわかしたとした味が口いっぱいに広がった。
まるで、彼女のようなミルクティでとても優しかった。
彼女はいつも僕のそばに居てくれた。
いつも笑ってくれていた。
変化は日に日に現れていき、ミルクティが缶の半分くらいになった時には、彼女はかなり痩せていた。
いや、痩せすぎていた。
でも、「夏バテなんだよ、食欲ないんだぁ」と笑顔で言った。
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