★第2章★

3/4
前へ
/27ページ
次へ
こんなとき、漫画だったらびっくりするほどのイケメンが立ってたりするんだよな。 でも、現実は.... お....王子様!!!!! 私のすぐ後ろに身長は180センチぐらいでサラサラ茶髪に黒縁めがね。 その奥に優しそうな瞳が見える男の子が立っていた。 うそっ、かっこよすぎて鼻血が出そう... でもなぜか、ワタワタしてる私を見て、その男の子は爆笑してた.... 「な....なにか私おかしいでしょうか????」 何に笑われてるのかさっぱりだったから、聞いたんだけど 「あははは。ちょっと待って。だめだ腹痛い...」 王子が腹を抱えて笑ってる..... でも、なんだろ、こうゆう人は何してもかっこいいんだなー 「だって、君さ、何にもしゃべってないのに表情が変わりすぎなんだもん。」 「う..あ..よく言われる。あ、あのさっ!王子、名前何?」 「お、王子って...もうやめてー。俺腹がよじれる...」 名前を聞いただけなのに、またもや大爆笑してる王子。 「あははは..はぁはぁ。こんなに笑ったの久しぶりだ。」 そう言うと、一息ついた王子は私のほうを見てにこっと笑った。 「俺は蓮。真田蓮(さなだれん)。よろしくね。君は?」 「私はっ!藤井華子!よろしくね!」 恋! 恋の予感!!! 入学時期早々、人生最高の出会いだ。ありがとう神様!
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加