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僕には、彼氏がいる。
あ、一人称は僕だけど
れっきとした女だよ!
あの子には、僕から告白した。
メールのやり取りで、
あの子(現彼氏)が
[俺からお前の質問コーナー]
とかいっていろんな質問してきた。
[殺したいやついる?]
[好きな食べ物は?]
[趣味は?]
[好きな人いる?]
好きな人に好きな人を聞かれるなんて
なんか変な感じ。
[いるけどないしょ]
そういってあの子が退く訳もなく。
[えー誰だよーw〇〇か?]
[んなわけないw]
っていうやり取り続けてたら
あの子は最終手段をとった。
[一回何でも聞くから!!]
[ええええええ!?]
[ね!!!]
僕は、あの子に告白する気なんかなかった。
あの子、恋愛興味なさそうだし、
好きな人いないって言ってたし
叶わないってわかってたから。
でも、これはいい機会だ。
引かれても縁切られても構わない。
告おう。
[もー、わかったよ]
[まじか!!]
[僕が好きなのはー]
[のはー?]
[君、だよ]
心臓がヤバい
手も震える
顔が熱い
[え?]
[な、なんだよっ]
[まじ、俺?]
[嘘なんかつかないよっ]
[まじか…んでさー]
[何?]
[お前は告って、どうしたいの?]
[で、出来るなら付き合いたい……です…]
鼓動は早まる一方で。
手の震えは止まらなくて。
顔は高熱が出た様に熱い。
[じゃぁそれが何でも聞くってやつでいーの?]
[ううん…君の気持ちで決めて欲しい]
[いや俺的にはおっけーだけど]
[え?嘘、え、え、え]
かなり動揺しちゃった。
何回もカレンダー見た。
4月1日じゃないよね?
[嘘じゃねぇよ、俺もお前が好きだ]
[え、ちょどうしよう]
[ん?]
[嬉しすぎてどうすればいいのかわかんない]
[はは、俺も]
そのあと、少しやり取りして寝た。
幸せだ
泣ける
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