あの子と僕。

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それから、 GWが近かったから すぐ初デートした。 某屋内型テーマパークだ。 手も繋いだし たくさんお話して すごい楽しかった。 「はは、俺まじリア充だわw」 あの子は何回も言った。 あぁ、幸せだ。 仲の良い先輩のお父さんの会社の事務所で 3人で泊まったりして たくさんいちゃらぶしたなぁ 学校のみんなにはないしょ いつもつるんでる奴等には言ったけど。 つるんでる奴等のうちに、 一つカップルがあった。 そいつらとWデートしたり 楽しかった。 最初は独占欲とかそんななくて、 嫉妬もしたことなかった 。 でも、僕の独占欲は日に日に増していった。 奴等と話してるだけで イライラする すごいヤンデレになっちゃった でもあの子は、 「俺ヤンデレ大好きだから大丈夫だよw」 って言ってくれた。 し、奴等より僕優先してくれた。 嬉しかった。 僕は、大事にされてる。 無意識にそう自負していた。 あの子も、 「お前がいるから」 と言う理由で学校に来はじめた。 不登校気味だったのに。 学校が楽しかった。 遅刻せず学校に行くのは 何ヵ月ぶりだろうか? 奴等がいる前は クラスの全員に苛められてたから 学校に行きたくなくて 不登校気味だった僕。 奴等とつるみはじめて、 奴等が苛める人を蹴散らしてくれたから 学校には行った。 でも精神的な問題で遅刻していってた。 あの子がいる。 だから学校に行く意味がある あの子とメールする。 だから家に帰る意味がある すべてあの子中心の生活になっていた。 それでいいと思った。 生きる意味を見つけられたから。 すがれる存在が在るから。 鬱になる回数や ネガティブ思考は変わっていった。 「ありがとね」 「…?なにがだよw」 「いろいろー」 「いろいろねぇ…なんだよw」 「えへへ、ないしょ」 「言えしwww」 「いつかねーw」 あの子がいるから幸せだった あの子がいるから楽しかった あの子がいるから嬉しかった 大好き ありがとう 愛してる ありがとう ありがとう ありがとう
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