遠い、遠い、笑えない話。

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―もしも私が私じゃなかったら、 貴女はもっと愛してくれたのかな。 ごめんなさい。 貴女に出会ってしまった事。 ごめんなさい。 貴女と仲良くなってしまった事。 ごめんなさい。 貴女を好きになってしまった事。 ごめんなさい。 貴女を縛ってしまった事。 ごめんなさい。 貴女と私が同性だという事。 ごめんなさい。 それでも好きなのをやめられない事。 ごめんなさい。 大好きです。 ごめんなさい。 愛してます。 ごめんなさい。 これからも、 好きでいていいですか? 貴女は、言ってくれました。 私がどんなに縛ってきても、 どんなに好きと言っても、 大丈夫だよ、と。 「私も貴女自身が好きだから」と。 涙が出るほど喜んだことを、 貴女は知らないでしょう。 ねぇ、どうしてですか? どうして 私以外の人といるの? どうして 私以外の人と笑ってるの? どうして 私以外の人にそんな姿見せるの? どうして 私を一番に考えてくれないの? どうして 嫌そうな顔をするの? どうして 男子からのメールみて喜んでいるの? どうして? どうして… どうして―…
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