遠い、遠い、笑えない話。

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ごめんなさい。 勝手に 舞い上がってしまって ごめんなさい。 助けを求めてしまって ごめんなさい。 泣き叫んでしまって ごめんなさい。 貴女の好きな 彼を殺してしまって ごめんなさい。 こんなところに 閉じ込めてしまって ごめんなさい。 たくさん傷つけてしまって ごめんなさい。 たくさん泣かせてしまって ごめんなさい。 怖がらせてしまって ごめんなさい。 私は貴女を 大切にしたいんです。 ごめんなさい。 貴女と楽しく 過ごしたかったんです。 ごめんなさい。 貴女の特別に なりたかったんです。 ごめんなさい。 …一つだけ 尋ねさせてください。 ごめんなさい。 どうして笑っているんですか? ごめんなさい。 私、あんな事を貴女にしたのに。 どうして。 私の目を見て 笑ってくれるんですか? どうして。 貴女は私を責めないんですか? ――――。 「私もあんたが好きだって 言ったでしょうが」 ――――。 「だから安心しなさい」 ――――。 「あんたが望むなら なんでもしてあげるから」 ――――。 「あんたは私の特別だよ」 ――――。 「あんたを嫌いになんか ならないから」 ――――っ 「怒ってないから」 ――――っ 「許すから」 ―――っっ 「私だって、あんたの事 大好きだよ」 ――っっっ 「だから」 ―っっっっ 「泣かないの。」 うわあああああああんっ 「…泣くなら、いつまでも この胸かしてあげるから」 ううっ、っく、 わああああああああんっ 「ずっと一緒にいてあげるから」 うわああんっ、ごめ、なさ… ごめんなさ…い…っ 「うん。大丈夫よ。」 あ、なたの…っこと…っく …大好き…ですっ…っく 「うん。うん。私もだよ」 ありがとう。 私に出会ってくれた事。 ありがとう。 私と仲良くしてくれた事。 ありがとう。 私を好きになってくれた事。 ありがとう。 私を許してくれた事。 ありがとう。 私が1人ぼっちだと 気づいてくれた事。 ありがとう。 ずっと一緒にいてくれる事。 ありがとう。 大好きです。 ありがとう。 愛してます。 ありがとう。 これからも、一緒にいてください。
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