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私の家は母子家庭。
女手一つで私をまっすぐ育てあげたお母さんは凄いと思う。
お母さんは昔から私に涙を見せることが多かった。
だから私は小学校に入ったくらいから、お母さんはほんとは凄く弱い人で
たくさん傷ついてきたんだなってなんとなくわかっていた。
そんなお母さんが、本気の恋をした。
母「みき、ママ好きな人ができたの」
私「……。そうなんだ?よかったじゃん!いいと思うよ♪」
私の名前はみき。
お母さんからその告白をされたとき、最初はびっくりしたけど
やっぱり嬉しかった。
だってここまで育ててくれたんだし、お母さんもそろそろ新しい幸せ見つけて欲しいって思ってたから。
でもそれは、そんな生ぬるいものじゃなかったんだ。
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