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一○式重戦車
全長:7.35m
全幅:3.905m
全高:3.5m
全備重量:63t
速力
45km(整地)
28km(不整地)
武装
・主砲:一○式十二糎戦車砲
・副武装:九七式車載重機関銃×2
装甲
砲塔
前面:120mm
側面:100mm
後面:100mm
車体
前面:120mm
側面:110mm
後面:110mm
上面:50mm
乗員:5名
大戦中の満州の戦いでソ連軍のIS-3重戦車に日本軍機甲部隊は悪戦苦闘を強いられる。戦後、ソ連軍の重戦車に対抗しうる新型重戦車の開発に迫られた。
直ちに試製八式重戦車が開発され、海軍の四十五口径十年式十二糎(45口径120mm)高角砲をベースにした戦車砲と砲弾の自動装填装置を搭載した。
試作戦車は満州の独立戦車旅団に配備されるが、その時にはソ連軍との大規模戦闘は無くなり、反政府軍のゲリラと航空攻撃により充分な機甲戦データの収集が出来ず、一○式重戦車として量産開始時には後方配置された戦略予備の戦車旅団に配備される。
その後の日本軍の満州撤退に伴う再編と一六式中戦車の導入もあり一○式重戦車の配備はほっそり進み、ニ個独立戦車旅団と幾つかの軍直轄独立戦車連隊に止まった。その内、関東軍の独立戦車第一連隊は後の関東州事変を戦う事となる。
試製八式重戦車
八式十二糎戦車砲及び自動装填装置を搭載する。
一○式重戦車
一○式十二糎(60口径120mm)戦車砲を搭載する量産型
参考
アメリカ
M103
イギリス
FV214 コンカラー
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