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「急だが、制服に着替えてくれ。」
南紀が言うと、部室に数十名の武装した軍隊が現れた。
「お、おいちょっと待…」
ガンッ!
言いかけた須藤に、武装した人間が拳銃の先で軽く殴った。
「痛っ…」
「さっさと着替えろ。」
軍隊の中で飛び抜けて長身な髭面の大男が覇気のある声で言った。
部員全員、訳が分からないままユニフォームから制服に着替えた。
「よし、着替えたな。荷物はここに置いてけ。今から車に乗ってもらうぞ。」
そういうと部室の近くに数台の車が止まるのが窓から見えた。
「な、南紀…どうなってんだ…?」
須藤が小声で言う。
「もう俺にもさっぱりだ…ただわかることは、歯向かえば必ず殺されるってことだ…。」
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