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「お前とは絶交だ!!」
は?
―バタン!
追い出された。
何故だ?
あんなに仲良かったのに…絶交?
―20分前―
「おじゃまします」
「おう。来たな。とりあえず座れよ」
「さんきゅ」
用意されたイスに座る。
「それにしてもスゲー数のフィギュアだな…」
「だろ!?俺の嫁たちなんだぜ!!」
「……」
流石に引いたわ。
「ちょっと待っててくれ。飯 作ってくる」
「あ、手伝いが必要になったら呼んでくれよ」
「まあまあ。ゆっくりしてろって」
「そうか?じゃあお言葉に甘えて…」
「ふぅ」
何するかな…
1.部屋を漁る
2.ゴロゴロとテレビを見る
3.やっぱり手伝いに行く
→1.部屋を漁る
「やっぱり好奇心は大事だよな」
そして部屋を漁っていると…
「あ゛ッ!?」
しまっっったぁぁあぁ…
すっげぇ高そうなフィギュアを壊してしまった…
「ど、どうしよう…!」
1.とりあえず謝る
2.今は黙っておく
→2.今は黙っておく
「あ、あとで謝ろう…」
「お待たせ」
「う、うお!?」
「なんだよ。出来たし食おうぜ」
「…ってカップ麺じゃねーか!」
「当たり前だろ?短時間でいい料理なんて出来ねーし」
「だよな…」
あぁー…いつ言おう…
「…おい」
「な、なんだ?」
「それはこっちのセリフだ!それはなんなんだ!?」
見つかった…
「あ、いや…これは」
「うるせぇ!!なに壊してんだよ!」
「悪かったってスマン…弁償くらいちゃんとするからよ」
「はぁ?弁償?出来ねーよ!コレはこのキャラの声優さんのサイン入りでスゲー価値があるんだよ!!」
・・
「わ、悪い…で、でもよ?たか
・・・・・・・・・・・
がフィギュア1体くらいでそう怒らないでくれよ」
「………い」
「え?」
「もういいっつったんだ!!出てけ!お前とは絶交だ!!」
―バタン!
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