序章

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「あ…えっと…付き合ってくださ―」 「断るっ!!」 「えっ!?えーっ!?」 最後まで言い切る前に断られた事にショックを受ける…が、納得いかない少年は、さっさと帰ろうとする美姫の肩を掴んだ。 「な、なんでダメなんだよっ!?自慢じゃ無いけど、俺、今までフラれた事なんて無いんだよね?」 「…」 「あっ!もしかして照れ隠しとか?」 なんなんだ、この男は…。お前がフラれた事あろーがなかろーが、私には関係ない。ナルシスト発言にイラっときていたのに…照れ隠しだと?
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