序章

8/10

1032人が本棚に入れています
本棚に追加
/282ページ
「バカな上に弱い男は嫌いなの…バイバイ」 そう言って、去っていく美姫を男は激痛で追えなかった。 あっという間に姿が見えなくなる。 イライラしながら校門へと足早に向かっていると ムニッ 「ニャーッ!?」 いきなり後ろから胸を鷲掴みにされ奇声を発してしまった。 「フッフッフ、相変わらずいい乳してますな、お嬢様?」 「咲ぃ―っ!!」 後ろから胸を鷲掴みにしたのは、美姫の数少ない友人の望月 咲だった。
/282ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1032人が本棚に入れています
本棚に追加