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ゴキンッ!!
｢ったぁーっ!!｣
いつまでたっても止めない咲の頭をグーで殴り付ける。
｢殴んなくていいじゃんかぁ～。減るもんじゃなしぃ。寧ろ増えるよぅ？｣
｢増やすなっ!!触るなっ!!｣
ブルブルと拳を震わせる美姫を見て、咲もようやく落ち着く。
｢ま、いいや。んで？告白どうだった？｣
良くないわっ!!と、突っ込みそうになったが、話が進まなくなるのでぐっと飲み込む。
｢断った！今頃痛くて悶えてんじゃない？｣
笑って言う美姫に、オイオイと突っ込みそうになったが、咲も我慢した。
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