捨て猫姫と極道高校生（ナイト）

１

「ちょっと君いいかな？」

「へい？」

学校帰り、一人チャリを走らせ、信号にひっかかった。

そんな俺に話し掛けてきたのは

青い制服の政府の犬

けーさつ屋さん

「なんすか？」

かなりぶっきらぼうに答える

軽く睨む感じで見る

「うっ、あのね君」

そんなつもりはないが、怯ませてしまう。

「はいこれ」

「ん？」

早く帰りたいため高校の身分証明書、生徒手帳を見せる。

だいたい目的はわかっている。

「えーと、借りるよ」

警察官は俺の手帳を取り、しげしげと見る。