大切なもの～私の軌跡～

１、橋本優介

　やっぱり優君は理絵のことが好きなのだろうか……。
私のことは、いらないのだろうか。
私はやっぱりだれにも必要とされないのだろうか

家に帰った私は布団の中でずっとそんなことを考えていた。
優君に聞こうかな……
そう思っていた矢先、理絵からのメールが届いた。

　私は受信ボックスを開く
そこには大事な話があると書いてあり、更には生理がこないということが書いてあった。

私は呆けてしまい、持っていた携帯が手から滑り落ち顔を直撃してしまった。
急いで携帯を持ち上げ、メール文を読み直す。

何度読み直してもメール文はかわらず、どう返信しようか迷っていると、更にメールを受信した。メールには、直接話したい。明日話すね。と書いており、私は、わかったと送り返した。