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「いや、使者ではなく、会談の形式にする。双方三名づつでな。もちろんワシと家康は必須じゃ。」
氏真「それは危のうございます。何があるかわかりませんぞ。」
「確かにその可能性はあるが、それより家康の心を見てみたい。」
氏真「殿は言い出したら、聞かないんでしょうね?」
「よく分かっておるの。では徳川に和睦の話し合いをしたいと申し伝えよ。場所は…西方寺でよいじゃろ。」
西方寺は清州にあり、俺も一時期滞在していたことがある。
氏真「ではそのように手配致しまする。」
軍議終了後、氏真が話しかけてきた。
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