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「ですが、五万石割譲などの条件はなしでお願いしますぞ。」
信玄「その節は申し訳ないことであった。正直に申し上げて、あの時は藤堂殿が若年であることを舐めておった。」
信玄「しかし今は違う。尾濃二国を治める器量といい、今回甲斐に連れてきた鉄砲隊といい、藤堂相模一虎という人物の大きさがよく分かっており申す。」
(鉄砲500のデモンストレーションが効いたな。)
「いや、某にはそのような器量はござらん。すべて家臣のお陰です。」
信玄「ではワシと同じですな。武田家も良い家臣に恵まれておりまする。」
(勘助以外はな。)
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