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次の日。
俺は朝飯を食い、その後に日課である剣術の稽古をしていると、慶子の侍女がやってきた。
剣術の稽古は、身体が鈍らないように、暇な時にはやるようにしていた。
いつの時代も体力が一番である。
侍女「殿様、奥方様がお呼びでございます。謁見の間までお越し下さい。」
「うむ、そうか。すぐ行くと伝えてくれ。」
(さすがは慶子の侍女じゃ。清清しい気持ちにさえなる。)
(それにしても慶子の用とは何かな?しかも謁見の間とは…。)
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