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氏真「そういうことか。」
義平「そういうことじゃ。」
紀之介「どういうことなのじゃ？勿体つけずに、教えてくれ。」
氏真「つまりじゃ。義平は、最初力攻めする気がないと見せていた。しかし、それを大砲を使用した力攻めをするという策に折れた。」
義平「うむ。ワシも折れたから、いや折れたように見せたからこそ、あ奴らも大砲を使う策に折れてくれたのじゃ。」
義平「最初からワシが大砲を使うと言ってしまっていたら、奴らはワシの策に従わなかっただろう。」
紀之介「なるほど…。上手いことを考えるものじゃな。」
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