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このやり取りは、完全に先程の俺、長秀のやり取りを模倣していた。
「尾張衆の皆よ、よくぞ決心してくれた。他の者も異存はないな?」
家臣「はっ。」
「では、ワシはこれより岡崎城へ行ってくる。」
そう言うと、一瞬の静寂の後に至るところから反対の声が上がった。
氏真「殿は何を言っておられるのですかっ。」
権兵衛「それは危のうございますぞ。」
紀之介「それでは飛んで火に入る夏の虫でござる。私なら、殿を討ち取っておりますぞ。」
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