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木が密集している、この場所は山の中。
光は緑色の葉に閉ざされ、少し薄暗い。
そして、今この場所にいるのは、二体の魔物。
一体は肌色の肌に、腰のみだけを着ている魔物のオークで、手には少し錆びたような槍を手にしている。
もう一体は茶色の人型の魔物。茂みに身を潜め隠れて手には顔ぐらいの大きさの瓦礫をもっている。
オークは辺りを宛もなく徘徊しているらしく、その足取りは少し遅めだ。
そして、茶色の魔物が隠れている茂みを通過した後、茶色の魔物が静かに茂みから出てきた。
そして、オークに気取られないように後ろから接近していく。
そして、オークが立ち止まった瞬間、手にしている瓦礫を上に持ち上げ、オークの頭目掛けて降り下ろした。
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