狩りの始まり

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それに気づいたらしい茶色の魔物は、手にしていた瓦礫を放り出し勝ちどきを上げた。 「ょっしゃっぁーーーーーー!!」 「やっとオーク倒せたわー。ゆっくりやっていこうと、決意発表から約半年。長かったぁーー」 ここまで来るのは、本当に疲れた。 低級の山だからか、出てくる魔物の能力は弱かった。 だが、厄介な能力を持っている魔物がいたのも、また事実。 例えば、赤色の蛇の魔物は、素早いし牙には毒が有ったし、スライムには物理攻撃がほとんど効かなかった、等々強くはないが、戦いたくは無いと相手に思わせる厄介な敵は多かった。 まぁ、そのお陰で身体能力の向上や異常(毒、火傷、等々の)耐性。また、半液体化や毒の分泌など、色々と強くなり、今回オークを襲った。
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