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タイヤから火を吹く勢いで坂を踏破。
後は先述の通り緩やかな下り坂。
ショッカーを気にしつつも、安全運転で坂を下っていく。
後ろから例の
「フィーヨ フィーヨ」
と聞こえるものの、抜いてくる気配はない…。
「ついに勝利は我が手に…!」
そんなことを考えつつ、赤信号になったため、一時停止。
「スタートダッシュに失敗しなければ抜かれる事はない。ポイントは信号が青になったタイミング…」
始業前にも関わらず、F1レーサー並の神経を信号に注ぐワタシ。
…の、横を、黒い物体が高速で通過して行った。
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