プロローグ

2/5
前へ
/11ページ
次へ
    爆発音…   悲鳴…     絶える事のない火薬と血の匂い   とある時代… ガノフスティアでは大きな戦争が 起きていた。             「敵軍にはまだ気付かれてないみたい… 攻めるなら今がチャンスよ…セウル。」   聞き慣れた…優しくも力強いその声で、セウルと呼ばれた男は朦朧とした意識を立て直す。   「ああ…そうだな 俺が先陣を切る… ミラは援護を頼む。」   ミラと呼ばれた女は無言で頷く。  
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加