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「もう、ムチャするんだから…
貴方の能力は命を削るのよ…?
使いすぎると…」
「分かっているさ。」
ミラの言葉を途中で遮り、セウルが答える。
「アルクスやルーナの為にも、早くこの戦争を終わらせて帰らないとな。」
幼い子供2人が映った写真を取り出して、セウルが言った。
「うん!」
その言葉にミラは笑顔で答えた。
だが2人は気付かなかった…
直ぐ目の前まで
敵が近づいていた事を…。
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