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だが海岸に展開するまでに陸軍の戦死者は数百名に及び戦傷者も数百名にのぼった。
それでも司令の山下中将は海岸に展開し進撃する速度の速さに我ながら満足をしていた。
だが今は航空機の支援が無い以上マレーの基地や兵を集中配備されている地点等の攻撃は陸上の兵力で潰すしか無かった。
山下「進撃を遅めれば敵に時間を与えてしまう、進撃速度を今の状態のままにせよ。」
そう山下中将は無線越しに言うと戦車を先頭に進撃速度を早めた。
何せこの時の戦車はイギリス戦車等を遥かに凌駕していた、ブリキの戦車等言われた日本だが冗談でも今の日本の戦車をブリキの戦車とは言えないのがイギリスの兵には存分に伝わった。
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