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航空機全てレシプロ機を採用したのには訳があった。
それはジェットエンジンの資料紛失等や未来からの援助を受けて戦っているとなると戦後各国は日本に対してのイメージダウンは当たり前だろう。
そこで新型航空機を量産したとしても所詮実戦での戦果を出すまでは日本と言う小さな島国だ、いくら日露戦争で勝利を納めたと言えどやはり極東の島国だと欧米諸国やヨーロッパ等は軽視するだろう。
だがジェット機となれば別だ、技術大国のドイツでさえ第二次世界大戦末期に極少数配備されただけだ、しかもその性能と言えば機動力は悪くしかも航続距離が極端に短いのが配備されただけであり実質的にはアメリカのムスタング等には到底敵わない有り様であった。
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