改革

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青柳「それは陸軍の堅物と話をするより柔軟な頭脳と適切な判断の両方を受け持つ石原中将に話があるのです。」 吉田「ですが彼は退役軍人です、発言力はあまり持っていない人物ですぞ。」 青柳「そうですが私には考えがあるのです、話をして通じない堅物の上層部を説得出来ないのは分かっています、ですので犠牲は出ますが少々強引な手段で早期に陸軍には改革せねばなりません。」 そう青柳が告げると山本と吉田その他将校は黙りこんでしまった。 そして数分後話をしだしたのは山本であった。 山本「私は賛成ですがこの事に海軍が関わると余計不味いことになる、ですので海軍はこの件に関しては関われないですけどそれでも良いのですか?」 青柳「はい、それは元々から分かっていたことですから。」
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