マレー攻略戦

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一番後に上陸した三式重戦車合計11両は先頭に出てイギリスからの砲撃を喰らうがガコンと弾き返し塗装された色が剥げるだけであった。 イギリス兵はそれを見ると逃げるか、ジャングルに隠れ奇襲をしようと試みる二つに分かれた、日本の陸軍みたいに突撃し肉薄攻撃等は一切してはこなかった。 ガラガラと戦車の砲頭が回転し目標に撃ち込む、するとダダァンと次々に基地は破壊されていく。 だがたまに地雷を踏みキャタピラを破壊され身動きとれなくなった戦車は常に3両にもなる、放棄する前に戦車を破壊せねばならない、敵に捕獲されて情報を与える訳にはいかないからだ。 上陸してからすでに5時頃、空は薄らと明るくなりマレーの地を明るくした。 だがそんなのは関係無く銃声は止むことは無かった。
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