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☆2nd IMPACT☆
一週間後に辞めるという、先輩からの引き継ぎ…
「一週間ですかぁ？」
心配になって言うと
「大丈夫。私の仕事は部長が全部解っているから」
との事。そんな二人のやり取りを、少し離れた机から部長…彼は見ていた。
しばらくすると
「おぉ～い」
と、間の抜けた声。
「なんですか？」
その声に、先輩は速やかに反応し部長の所へ…
二言三言話した後に、外へ出て行った。
「自販に飲み物買いに行かせたから。少し休憩しな」
声をかけられ、お礼を言って時計を見ると、予想以上の時間が過ぎていて驚いた。
程なく先輩が戻って来て、部長に飲み物を手渡していた。二人のやり取り…ほんの少し、１分もないような位短いやり取りだったけど、ほのかな違和感を感じ、同時に先輩の様に部長に接っして貰えるか不安になった。
この『違和感』は、一年後に判る…
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