プロローグ

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どれだけ泣いてきただろう。 泣いて、泣いて、泣いて、 涙が出ないくらい泣いた。 そんな時、そっと私の頬に触れるものを感じた。 それはとても温かく、優しかった。 とても気持ちよくて、安心して、 目を静かに閉じ合わせた。 一粒のかわいた涙を流して…
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