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この学校に異変が起きているってことだ。
学校がおかしいことに気づいたとき、校長の言葉が耳に入ってきた。
「本日は大事な話があります」
一体、なんだというのだろう。
そのときだった!
校長はなんと、自らのカツラをつかむ!
ついに自ら、告白するのか!
勢いよくそれをもぎとりながら校長は言った。
「この学校は」
あれ、そっちの話なの。
「われわれ『ギフト』が支配した」
ふーん。僕はどうでもよかった。
そんなことより驚いたのは、校長先生の正体がハゲじゃなくて怪物だったことだ。
鬼のような三本の角を生やし、阿修羅のような形相で生徒たちを睨み、ヒョロッとしていた体型はモリモリマッチョだったことだ。
!? え、え、どゆこと?
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