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そんなこんなシーンと過ごしていると、飛鳥サンが戻ってきました。
竜サンは今だに寝ている様で、起きる気配がないのだとか……なんて奴だよ君たち兄妹はっ。←なんて絶対言えない!
「雷すごくなってきたねぇ。部屋にいても怖いや……」
飛鳥サンは窓を見ながらため息をしました。分かるよ。分かるよ!私にはそのきもちっっ。
「って、今日俺部活あんじゃんかっ……うわぁー。面倒っ」
咲はそんな独り言を呟き、「また寝てくる」とだけ言い残しリビングを後にしました。
「私達、めっちゃ普通の行動してるのに、残された感がすごいよね。」
飛鳥サン
その通りです。私……かなしくなってきました。
そんな事を知ってか知らずか、雨は止む気配を見せず雷もさっきにまして強くなっていきました。
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