プロローグに近い何か

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数十年前のある日、ある学会にて「超能力」が理論化された。 人々は皆「能力」を持ち、社会側も能力を「個性」としてとらえるようになっていった。 世界に超能力が浸透していったのである。 しかしその一方で何も能力を持たない者…後に呼ばれる「無能力」は虐めや迫害を受けるようになっていった。 そして時が経ち現在。 超能力は「スキル」と呼ばれ、一般家庭にまで浸透し、なくてはならないものへとなっていた。 更に研究も進み、一人一つはスキルを持つことが解明され、さらに機械などの無機物にもスキルを搭載出来るようになった。 無能力に対しても法律上は対策をとったが…いまだに無能力を差別する輩は少なくない。 この物語はとある無能力の青年から始まる 笑いあり、涙ありの超能力近未来ファンタジーである。
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