41人が本棚に入れています
本棚に追加
数十年前のある日、ある学会にて「超能力」が理論化された。
人々は皆「能力」を持ち、社会側も能力を「個性」としてとらえるようになっていった。
世界に超能力が浸透していったのである。
しかしその一方で何も能力を持たない者…後に呼ばれる「無能力」は虐めや迫害を受けるようになっていった。
そして時が経ち現在。
超能力は「スキル」と呼ばれ、一般家庭にまで浸透し、なくてはならないものへとなっていた。
更に研究も進み、一人一つはスキルを持つことが解明され、さらに機械などの無機物にもスキルを搭載出来るようになった。
無能力に対しても法律上は対策をとったが…いまだに無能力を差別する輩は少なくない。
この物語はとある無能力の青年から始まる
笑いあり、涙ありの超能力近未来ファンタジーである。
最初のコメントを投稿しよう!