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遥か昔。天空に一番近い、高嶺に在った草原の国。ある双子の姉妹が居た。
姉は月の祝福を受けた、闇の女神。
妹は太陽の祝福を受けた、光の女神。
二人は穏やかに仲良く暮らしていた。
同じ者を愛してしまうまでは…。
策を弄して、世界を滅ぼそうとする者が現れなければ…。
混乱を招く引き金となった二人は女神の資格を奪われ、下界へ離れ離れに落とされた。
闇の女神は復讐を誓い、野望を抱いた。
光の女神は過ちを悔いて、もう一度、倖せになれるよう祈った。
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