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｢私ね？実は今度の合同文化祭の実行委員なんだっ！雅も一緒にしない？｣
合同文化祭……？
瑠陰学園との！？
聞いてない……とでも言いたいが端から聞く気がなかった私が発せる言葉じゃない
あまり驚いたような表情は出さず、いつもの化けの皮を被りながらニコニコと笑った
｢へぇ。実行委員かぁ。でも雅……｣
忙しいから、そう断ろうとした
しかし重ねるように発された泉吏の言葉に口を紡ぐ
｢雅は、断らないよね……？｣
雅の無言の圧力……
昔からこれだけには敵わなかった
それは現在もそうらしい
｢う、うん！もちろんなるよ！実行委員｣
最悪だ……
その一言に尽きる
これは目的を果たす以前の問題だ
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