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――――――
泉吏と出会った次の日
クラスはいつもに増してガヤガヤと煩かった
「あー!おはよっ。雅」
「おはよう!呉羽」
いつも通りのテンションでそう返す
呉羽は満足げに白亜の机の上に紙を置いた
「何?これ」
紙の上の方には文化祭の日程表!と大きく書かれていた
「文化祭で何をするか皆で決めたの!どうせ雅寝てたでしょ?説明したほうがいいと思って」
ニッコリと笑う呉羽に申し訳ないと思いながらありがとう、と呟いた
呉羽は白亜の前の席に腰かけると1番上の紙を白亜の前に出す
「まず、これが1日目の日程!私達はメイド喫茶だから!細かい配分とかはここに載ってるよ。……もちろん雅にも着てもらうから」
呉羽は妖しい笑みを向けた
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